穴掘建柱車

Q18:作業半径内は、絶対に立入り禁止?

■Q18 作業半径内は、絶対に立入り禁止?

通信工事に従事している者です。最近、電柱建柱時にクレーンの作業半径内に作業者が入ってはいけないとの通達がありました。もちろん作業中のクレーンの作業半径内に入ってはいけない事は十分承知しています。しかし建柱作業の場合は、最終工程でどうしても直接、人の手で建柱穴に電柱を挿入する作業が発生します。作業半径に入らず、直接手も触れずに建柱できる方法があれば教えてください。ロープで引く方法は、障害物等をかわすことがむずかしく、使えない現場もあります。
「作業半径内立入り禁止」は法律で決まっているのでしょうか?
(匿名希望さん)




■A18-1

「作業半径内立入り禁止」には例外が認められています。


労働安全衛生規則第百五十八条 「事業者は、車両系建設機械を用いて作業を行なうときは、運転中の車両系建設機械に接触することにより労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に、労働者を立ち入らせてはならない。ただし、誘導者を配置し、その者に当該車両系建設機械を誘導させるときは、この限りでない。」となっており、誘導者を配置し、適切な安全措置をとれば、作業半径内への立入りも法律の上では問題ありません。

しかし、これはあくまでもご指摘のあった建柱作業などに対応するための例外措置であり、基本的には作業半径内への立入りは禁止であることに変わりはありません。実際に作業半径内での作業を行う場合は法律で定められている誘導者の配置はもちろんのこと、実効ある作業計画を作成し、それに沿った作業を徹底するなどの安全対策をとってください。
(メールキャビン編集部)