高所作業車

Q43:安全帯はなぜ必要か?と説得する方法

■Q43 安全帯はなぜ必要か?と説得する方法


面倒なのか、安全帯を使用しない(腰には巻いている)人に安全帯の必要性を説得する方法があれば、アドバイスをお願いします。自分よりも立場が上の人なので、強く注意できずに困っています。
(I.Oさん)




■A43-1

I.Oさんは普段から、作業員、監督者それぞれの立場(上下関係)を考慮して、不安全行動に対して注意をしているのでしょうか?また、『強く』注意しようとしている意図がよくわかりません。私も安全衛生管理を担当していますが、まず安全帯のフックを掛けていない作業員、監督者を見つけた場合、とにかくその場で『足場の上ですから、フックを掛けてください』と注意します。

うっかり掛け忘れていたのかもしれませんので、まず「今ある状態がルール違反をしている状態であること」を伝えてあげることが第一だと思います。もしそれでも是正しないのであれば、たとえ職制が上の方であっても、退場していただく(足場から降りていただく)のが妥当だと思います。

私どもの会社では、ルール遵守の徹底を図るため、管理、監督の立場の者には一定の権限(退場命令等)が認められています。もちろん、作業員間で注意しあわなかった場合も、厳重注意の処分を受けることもあります。
守るべきルールに例外を作らないことが重要です。

『言いにくい』『言いづらい』というのは、注意する立場の方にとっては単なる『甘え』に過ぎないと自身の肝に銘じることも必要かと思います。相手の方に『うるさいやつだな!』と思われても、その人が安全な状態で作業に従事できるように是正することが重要なのではないでしょうか。
何度でも、辛抱強く、繰り返し言うことが肝要だと思います (これは私の経験談です)。
(S.Mさん)




■A43-2

安全衛生責任者の立場は会社社長の代理です。事故、特に死亡事故が発生すれば、あなたが現場代理人、もしくは、安全衛生責任者であれば、前科がつきます。

そんな事より死亡事故は、会社より家族の事を考えて行動するよう説明してください。目上等は関係ありません。そんな事で遠慮していて、もし事故が起こればどんな事になるか想像しなくてはなりません。家族に「お父さんを返して」って言われてもどうもなりません。勇気を出して行動をお願いします。
(ハンドルネーム山本さん)